ちゃんと休んでいるはずなのに、
なぜか胸の奥がざわざわしていました。
予定は入れていない。
体も疲れていない。
それなのに、
「こんなふうに過ごしていて、本当にいいのかな」
という気持ちだけが、ずっと消えなかった。
何もしない時間が、
安心どころか、
自分を責める時間になっていた頃の話です。
当時の私は、
休むことが怖かったんだと思います。
何もしていない自分に、
価値がなくなってしまう気がして。
・今日は何も進んでいない
・誰の役にも立っていない
・このまま取り残されるんじゃないか
静かな時間になるほど、
そんな考えが次々に浮かんできて、
気がつけば、
休んでいるはずの時間がいちばん苦しかった。
今思えば、
罪悪感の正体は「何もしないこと」じゃありませんでした。
何かしていない自分はダメなんじゃないか
という思い込みが、
ずっと頭の中に居座っていただけ。
ちゃんと働いてきた人ほど、
頑張るのが当たり前だった人ほど、
止まることに、強い不安を感じるのかもしれません。
私も、まさにそうでした。
「予定を入れない日を作れば楽になる」
そう思って始めたのに、
実際は全然楽じゃなかった。
何もしない朝に、
スマホを握ったまま、
「私は今日、何をしているんだろう」
と落ち込むこともありました。
▶︎ 予定がない日が不安だった私が、何もしない休日を好きになった理由
でも、少しずつ分かってきたことがあります。
罪悪感は、
何もしないから生まれるんじゃなくて、
「何かしなきゃ」と
自分を追い立て続けているときに強くなる。
何もしない時間そのものより、
その時間を
「無駄」「ダメ」「意味がない」
と判断している自分の声の方が、
ずっと心をすり減らしていました。
今でも、
何もしない日に不安になることはあります。
でも以前みたいに、
自分を責め続けることはなくなりました。
「あ、今また昔の癖が出てるな」
そう気づけるようになっただけで、
心はずいぶん静かになりました。
ちゃんと休めるようになるまで、
私は時間がかかりました。
休むことを、
サボりや逃げだと思っていたから。
でも、
何もしない時間を
「これでいい」と許せるようになってからの方が、
不思議と、将来への不安も暴れなくなりました。
▶︎ 将来が不安な夜に、考えすぎないために私が大切にしていること
もし今、
休んでいるのに落ち着かない人がいたら。
何もしないだけで、
自分がダメな人間みたいに感じてしまう人がいたら。
それは、怠けているからじゃなくて、
きっと、ずっと頑張ってきたから。
何もしない時間は、
最初は怖い。
でもその中でしか、
取り戻せなかった気持ちが、
私には確かにありました。
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