実家の集まりで感じる、少しだけ居場所が揺れる瞬間|子なし夫婦の小さな本音

 

 

義実家の集まりは、みんな明るくて優しい。

でも、気づくとテーブルの上を流れていく話題は、

ほとんどが 子どもや孫のことになる。

 

 

学校のこと、「こんなことができるようになったよ」という近況、

習いごとの話——

そのどれも、決して嫌いなわけじゃない。

それでも、ふとした瞬間に

“私は今、この輪のどこにいるんだろう”

と感じてしまうことがある。

 

 

同じ場所に座っているはずなのに、

少し遠くから眺めているような、

そんな不思議な距離感。

 

 

■ もし私たちにも子どもがいたら…と思う時

 

子どもの話に興味がないわけではなくて、

むしろ「頑張ってるんだなぁ」「成長してるんだなぁ」と

嬉しい気持ちもある。

 

 

ただ、それが続くと胸の奥のほうで

ほんの少しだけ、静かに波が立つ。

 

 

「うちにも子どもがいたら、

 きっと同じように話題に入っていたのかな」

 

「私たちの話題って、誰かに聞かれることはあまりないな…」

そんな切なさが、気を遣う感じと一緒に

やわらかく重なる。

 

 

■ “苦手”ではないけれど、やっぱり疲れる時間

 

義実家のみんなのことは好きだし、

会話を聞くのだって嫌じゃない。

それでも、子どもを中心にした話題がずっと続くと、

どうしても私たちはその輪にすっと入りにくい。

無理に合わせようとする時間が増えて、

気づけばそっと肩に力が入ってしまう。

 

 

■ 帰り道にふたりでつく小さなため息

 

 

家を出た瞬間、夫と同時に

「ふーっ」とひと息つく。

 

「なんか…疲れたね」

そんなふうに話せるのが、

私にとってはすごく救い。

 

きっと夫も同じように気を遣っていたんだと思うと、

なんだか少しホッとする。

 

 

義実家のことは大切。

でも、“少しだけ息がしづらい時間がある”

その正直な気持ちも、ちゃんと持っていていいのかなと思う。

 

 

 

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