特別に失敗したわけじゃない。
何かをサボっていたわけでもない。
それなのに、心の奥でずっと、
「まだ足りない」
「それで満足するの?」
そんな声を、自分に向け続けていました。
夫には優しくできる。
友達の悩みには「十分頑張ってるよ」と言える。
なのに、自分には言えない。
自分にだけは、
“もっと”を求め続けていた。
在宅で仕事をしているんだから。
時間があるんだから。
収入が減ったんだから。
ちゃんとやらなきゃ。
ちゃんとしていなきゃ。
誰に強制されたわけでもないのに、
自分の中に監督を置いて、
常に採点されている感覚がありました。
そしてその採点は、いつも辛口。
80点でも「まだ20点足りない」と言われる。
できたことより、
できなかったことが目につく。
頑張っているはずなのに、
どこにも着地できない。
気づいたのは、
心が疲れきってからでした。
私は安心したかっただけなのに、
安心する方法を間違えていた。
「もっとやれば落ち着くはず」
そう思っていたけれど、
実際は逆でした。
頑張るほど基準が上がり、
基準が上がるほど自分を追い込む。
終わりのない階段を
一人で登り続けているような感覚でした。
今も完璧にやめられたわけじゃない。
でも、自分に問い直すようになりました。
本当にそこまで責める必要ある?
今日やったこと、ちゃんと見えてる?
最低限これができたら合格、
と自分で決めるようになってから、
ようやく呼吸が深くなった。
自分に厳しくしていたのは、
怠けたくなかったからじゃない。
怖かったからだと思う。
不安に飲み込まれたくなくて、
「ちゃんとしている自分」でいようとした。
でも本当に必要だったのは、
もっと頑張ることじゃなく、
自分の味方でいることだった。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックして頂けると更新の励みになります。
