──40代子なし夫婦が、それでも一緒にいる理由。**
「結婚した意味あるの？」
ふとした瞬間にこの言葉が頭をよぎることがある。
実際に本当にたまにだけど、言われることもある。
子どもがいれば “家族らしさ” って自然に形になるけど、
私たちはそうじゃない。
二人で静かに暮らしていると、周りと比べてしまう日もある。
でも、思う。
結婚って、もっと生活の中の小さな部分で決まっていくものなんじゃないかと。
朝、一緒にコーヒーを飲むこと。
帰ってきたときに「おかえり」を言う相手がいること。
しんどい日でも、隣に普通に座っている存在があること。
特別なイベントより、
こういう “積み重ね” があるから、
私は今日もこの人と生きてるんだなと思う。
子どもがいないからこそ、
お互いの機嫌や温度をちゃんと感じるし、
二人だけの暮らしをどう育てていくか、
毎日ちょっとずつ考える。
「結婚した意味あるの？」
その答えは、
暮らしの中の小さな幸せにあるのかもしれない。
そして正直に言うと、
意味なんて無理に探さなくても、
隣にいて幸せだなと思えるなら
それで十分なんじゃないかなと思ってる。
私たちは、
“他の誰かの正解” じゃなくて、
二人にとって心が落ち着く生き方を選んでる。
ただそれだけだ。
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