ロジカルに結婚を考える時代
朝の情報番組「あさイチ」を見ていて、
最近の結婚の考え方について紹介されていた。
今は「ロジカルラブ」といって、
恋愛感情だけに頼るのではなく、
自分の人生を軸にして
「誰と一緒に生きていくか」を考える結婚が増えているそうだ。
家事分担はどうするのか。
仕事はどちらが続けるのか、辞める可能性はあるのか。
子どもをどう考えるのか、不妊治療をするかどうか。
結婚前に、できるだけ具体的にすり合わせをしておく。
自分の人生を大切にするための、
とても現実的な考え方だと思う。
条件通りにいかないのも、結婚
一方で、私は少しだけ、
別のことも考えた。
条件から逆算して結婚しても、
実際には、その通りにいかないことの方が多いのではないだろうか。
どれだけ話し合っても、
一緒に暮らしてみて初めて分かること、
状況が変わって考えも変わることもある。
(家事分担の取り決めも思うようにいかず、紙を破って喧嘩した日を思い出す)
そのズレが、
「こんなはずじゃなかった」
「約束と違う」
という気持ちにつながって、
喧嘩になることもあるのかもしれない。
結婚は、
ロジカルに決めれば安心、というものでもないし、
恋愛感情があれば大丈夫、というものでもないと感じた。
離婚率4割という数字を聞いて
今は離婚率が4割ほどとも言われている。
数字だけ聞くと多いように感じるけれど、
周りを見渡すと、
「そうなんだな」と思う場面も少なくない。
うまくいかなかったからといって、
その選択が間違いだったとは限らない。
結婚の形が一つではなくなった今、
終わり方もまた、多様になってきているのだと思う。
恋愛と結婚は、同じじゃなくてもいい
最近は「恋愛と結婚は別」と考える人も増えているという。
好き、という気持ちと、
一緒に生活を続けていけるかどうかは、
確かに別の話なのかもしれない。
番組では、
女同士の4人家族という形も紹介されていた。
一人は不安だけれど、
結婚という形にはしっくりこない。
そんな人たちが、
安心して暮らすための関係を選んでいる。
それを見ていて、
「こういう形もありなんだな」と素直に思った。
形よりも、安心できる関係を
昔の友達関係は、
それぞれのライフステージが変わることで、
少しずつ距離が変わっていくことも多い。私自身もそう。
それは自然なことだけれど、
どこか寂しさを感じる瞬間もある。
だからこそ、
血縁でも、結婚でもないけれど、
暮らしを共にする家族関係があってもいい。
私は恋愛結婚だけれど、
それが唯一の正解だとは思っていない。色々な形があって
それぞれが幸せならいいのでは・・と思う。
結婚は、選択肢のひとつ
結婚する人しない人。
一人で生きる人。
誰かと支え合う形を選ぶ人。
大切なのは、
自分がどんな形だと安心して生きられるか。
結婚は、人生を完璧に設計するためのものではなく、
想定外も含めて、誰かと生きていく選択のひとつ。
迷いながら考えている人がいたら、
それは、とても自然なことだと思う。
色んな形があっていい。
そう思える今の時代を、
私は少し、心強く感じました。
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