子どもがいない人生を、受け入れられるようになるまでの時間

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子どもがいる家庭が当たり前で、

将来の話や老後の話も、

子どもがいる前提で進んでいくことが多い社会の中で、

子どもがいない自分たちの未来を考えることは、

不妊治療中そしてその後も、とても不安なことでした。

 

 

「子どもはまだ?」

「一人ぐらい産まないと一人前じゃない」

「親孝行になるよ」

「子どもがいないと寂しくない?」

 

悪気がないと分かっていても、

その言葉を聞くたびに、

自分たちの未来を否定されているような気持ちになりました。

 

 

あの頃は、公園を歩くのもつらくて、

モールで家族連れを見るだけで、

胸の奥がざわついていました。

自分たちだけが、

ポツンとどこにも属していないような感覚がありました。

 

▶︎子なし夫婦の老後資金はいくら必要?不安だった私たちの現実的な考え方

 

老後のお金のことも、

自分たちの将来も、

何を基準に考えればいいのか分からず、

不安ばかりが大きくなっていきました。

 

 

子どもがいない人生は、

自分たちが選んだ道、というわけではありません。

長い間、不妊治療を続けてきました。

できることは、できるだけやりました。

どんなに続けても結果の出ない辛い治療に

体も精神的にも辛く、そして貯金もつきました。

 

 

それでも、

子どもを持つ未来は訪れませんでした。

まわりを見渡せば結婚すれば子どもがいる家族がほとんど。

親戚も友人も職場でも、みんな子供がいる家族ばかり。

居場所がどこにもありませんでした。

 

 

治療をやめたあとも、

しばらくは気持ちの整理がつかず

もし違う未来だったら、と

何度も考えました。

 

でも、時間が経つにつれて、

少しずつ、自分たちの暮らしに目を向けられるようになっていきました。

 

 

朝、同じ時間に起きて、

一緒にごはんを食べて、

他愛のない話をして、

同じテレビを見て笑って、

布団で眠る。

休みの日には、

二人で公園を歩いたり。

たまに外食をしてみたり。

 

 

特別なことは何もないけれど、

こういうなんていうことのない時間が、

少しずつ、自分の中の何かを変えていきました。

普通に過ごせる日々に

少しづつ幸せを感じられるようになってきたのです。

 

 

今でも、

ふとした瞬間に思い出すことがあります。

もし私たちに子供がいたら、と。

 

 

子どもがいないのに結婚した意味ってあるの?

なんて言われることがありました。

でも今は、

この暮らしを、無理に意味づけしようとは思っていません。

 

 

ただ、

この人生の中で守ってきたものがあって、

この人生の中で築いてきた二人の時間があって、

そして今、穏やかに暮らせていることを、

大切に思っています。

 

 

この人生を、

正解だったと言い切ることはできないかもしれません。

 

 

でも、

ここまで歩いてきた時間は、

確かに自分たちの人生だと、思っています。

 

 

子どもがいないから不幸、

子どもがいないから不安、

そう思っていた時期もありました。

でも今は、

子どもがいないことよりも、

「どう暮らしているか」の方が、

ずっと大切なことだと感じています。

 

 

将来の不安がゼロになったわけではありません。

それでも、

今のこの暮らしを、

大切に積み重ねていきたいと思っています。

 

 

 

将来のために我慢することばかり考えていた頃、

「今を大切にする」という考え方を知って、

少しだけ心が軽くなりました。

 

 

不安をなくすことはできなくても、

今の時間を大切にすることはできる。

そう思えるようになった一冊です。

 

 

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