子どもがいない夫婦にとって、
「老後」
は避けて通れない、ちょっと背筋が寒くなるテーマです。
「子どもがいれば安心」なんて時代じゃないとは分かっていても、
「最後は自分たちでなんとかするしかない」という事実は、
ときどきズシンと重くのしかかってきます。
私も以前は、ネットにはびこる「老後2000万円問題」という言葉を見るたびに、
「え、2000万? どこにあるのそんなお金?」
と、白目を剥きそうになっていました。
いくらあればいいのか、本当にやっていけるのか。
出口のない迷路で、通帳の残高を眺めてはため息をつく日々。
▶︎子どもがいない人生を、受け入れられるようになるまでの時間
「2000万」という数字に踊らされない
でも、あるとき気づいたんです。
必要な金額なんて、人によって全然違うじゃない!と。
毎日高級ステーキを食べる生活と、
「今日の特売の卵、ラッキー!」と喜ぶ私たちの生活では、
ゴール地点が違いすぎます。
• 生活費はいくらか
• 年金はいくらもらえるのか
• 何歳まで細々とでも働くのか
世間の「平均値」に怯えるのをやめて、
「私たちの身の丈」をベースに考えることにしました。
「今の暮らし」が続けば、それで合格
老後の生活を想像するとき、
豪華客船で世界一周……なんて
キラキラした未来を描くのはやめました。
「今のこの、静かで質素な暮らしが、おじいちゃんおばあちゃんになっても続けられたら、
それで最高じゃない?」
そう考え方を変えたら、
あんなに怖かった老後の霧が、少しだけ晴れた気がします。
私たちは今、無理のない範囲で生活費を整えています。
贅沢はできないけれど、たまに美味しいコーヒーを淹れて、
「幸せだね」と言い合える程度の暮らし。
このサイズ感を守り抜くことが、一番の老後対策だと気づきました。
▶︎子どもがいない夫婦の生活費|私たちのリアルな家計の考え方
積み立てNISAは「心の安定剤」
現在、私たちは夫婦それぞれ積み立てNISAを続けています。
金額は、月1万円ずつ。
以前は「もっと積み立てなきゃ!」と鼻息荒く頑張っていた時期もありましたが、
収入が減ったり、扶養内に戻ったりする中で、方針を変えました。
「無理をして家計がギスギスするくらいなら、少額でも『続けてる自分』を褒めよう」
細々とですが、10年続けてきた在宅ワークと同じで、「継続」の力はすごいです。
亀の歩みですが、資産は少しずつ、確実に育ってきています。
大きな一歩より、止まらない一歩。
これが私たちのスタイルです。
不安はゼロにはならない。けれど。
正直に言うと、今でもたまに「病気になったら?」
「家がガタついたら?」と不安になることはあります。
将来のことは誰にも分かりません。
でも、
• 生活費を「自分たちのサイズ」に整えること
• 小さくても、コツコツと積み立てを止めないこと
• 何より、今の「無理しない暮らし」を楽しむこと
この3つがあるおかげで、
以前のように夜中に不安でスマホを握りしめることはなくなりました。
まとめ|自分たちで「安心」を作っていく
子どもがいないからこそ、将来を自分たちの手で整えていく。
それは最初はプレッシャーでしたが、
今は「自分たちの人生を、自分たちでプロデュースしている」という、
ちょっとした誇らしさもあります。
大きな資産家にはなれないけれど。
今の暮らしを大切にしながら、少しずつ、
でも着実に準備を続けていきたいと思っています。
将来の私たちが、「あのとき準備しておいてくれて、ありがとう」と、
お気に入りの温かい飲み物を片手に、今の私たちと同じように笑っていてくれたら、
それが一番の成功です。
今夜も、夫の帰りを静かな部屋で待とうと思います。
老後資金やお金の考え方を学ぶきっかけになった本。
・本当の自由を手に入れる お金の大学
家計管理や投資の基本が、カラーで分かりやすく解説されています。
「お金=怖いもの」というイメージを、
「お金=暮らしを守る道具」に変えてくれた、私にとっての教科書のような一冊です。
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