夫婦で歩く習慣をはじめて約5年
運動不足解消と健康のつもりだったのに、思っていたよりいろんな変化がありました。
歩くスピードや話す内容、季節の移り変わり、そしてお互いのこと。
毎日一緒に暮らしていても、歩くと見えてくることがあるんだなぁ…としみじみ感じています。
歩く習慣のきっかけは
「最近ぜんぜん運動してないね」「買い物に行ったついでにどこか少しだけ歩こうか」
そんな軽い気持ちで始めただけなのに、気づけば生活の一部になっています。
歩いていると、不思議と家では出てこない話が自然と出てきます。
テレビもスマホもない時間なので、会話がストレートに届くんですよね。
今日あったこと、これからのこと、くだらない話。
横に並んで同じ方向を見て歩くと、気持ちがスッと軽くなる。
これは歩いてみて初めて気づいたことでした。
それから、歩くようになって小さな変化にも敏感になりました。
季節の匂いや音、空の色、近所の花の咲くタイミング。
忙しい日でも外に一歩出るだけで、世界が少し広がるような感覚があります。
そして一番の気づきは、
歩く時間そのものが、夫婦のメンテナンスになっている
ということ!
どちらかが疲れている日は歩くスピードがゆっくりになり、
元気な日は自然と距離が伸びます。
無理をする必要もなく、頑張らなくてもいい。
その日の“ふたりのペース”を確かめられる時間になっていました。
特別なことはしていないのに、続けることでこんなに気づきがあるとは思いませんでした。
これからも、予定がなくてもとりあえず歩く。
それが今の私たちにはちょうどいい習慣です。
歩くってシンプルですが、心にも関係にも効くものだと感じています。
贅沢ではないけれど、ふたりにとって確かな時間。
そんな歩く習慣の話でした。
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