子なし主婦。
親戚と会おうとすると未だに動悸がします。
不妊治療をやめた今でも、親戚と会おうとするとなぜ動悸がするのか。
自分なりに分析してみました。
自分の親戚と会うと思うと動悸がする理由は何点か考えられる。
・子供がいないことで感じる視線が怖い。
・1人だけ子供がいないことから1人だけの除け者の気持ちになり怖い。
・ずっと子供を産んで親孝行しなさいと言われてきたので、
子供がいない=親不孝なことを責められているような気持ちになり視線が怖く感じる。
以上が自分で思う親戚に会うと動悸がする理由だと思っています。
とにかく、怖いという感情が消えないのです。
今回、たくさんの親戚のうちの1人が実家に遊びに来る予定があり、
私もその場に参加してみることにしました。
その親戚は母の姉で、小さい頃よく遊んでもらっていた存在です。
実際のところ、その日を迎えるまで
前日から怖い気持ちからドキドキが止まらなくなり
何度も深いため息が出たり、やはりネットで親戚に会う
怖いなどを検索するような状況になっていました。
家に向かうまでもずっと怖くてドキドキが止まらない状況。
そんな中で会う意味はあるのか、やっぱり行かなくてもいいのではとも感じましたが
自分はどうして未だに動機がするのか知りたいということと、
親戚の中で私だけが親戚のお仲間に入れない状況なので
ほんの少しでも解消したいと言う気持ちがありました。
前を向きたい自分。
それがあったらから、心の葛藤があり
勇気を振り絞って、怖いと思っていることから一歩踏み出したいという思いがあったのだと思います。
なんとも思っていなかったら、葛藤する必要さえありません。
自分は、前を向きたくて葛藤して、悩んでいるのだと思いました。
実際会ってみた結果。
顔合わせるまではとにかく怖かった。
そして顔を見ることが出来ませんでした。
同じ空間の中にいても、
台所に行ったり、あっちこっちしながら
どうしていいかわからずその場をひたすらウロウロ。
食事を始めてから、少しずつ動悸がおさまり
一歩一歩話もできるようになってきました。
帰る頃には怖いという感情がなくなり明るく帰ることができた。
帰りの車の中では、達成感まで覚えました。
実際親戚に会って、
本当に怖かったかと言うと全く怖くありませんでした。
子供の事についても聞かれなかったし、
それぞれの孫の話や子供の話ばかりになることもなく
のけ者になることもなかった。
ホッとしました。
私が親戚が怖いと感じているのは、
子供ができなかったことで、感じてきた心身的ストレスが恐怖を生み
それを脱却できていないことだと思いました。
（親戚だけでなく、子供がいないことで、世間から受ける言葉は
まだまだ冷たいものが多く、言葉はするどい武器と同じと感じ続けてきました。）
実際に会ってみた結果、
怖くなかった
のけ者にならなかった
親不孝とも言われなかった。
であれば動悸はせずとも会うことができる。ということだと思います。
ただおそらく今回帰るときには自然な気持ちで帰れましたが、
また会いに行くときは動悸が止まらなくなると思います。
でもたくさんの親戚の中の
ほんの少しだけでも普通に会えるようになりたい。
と思いました。
定期的に少人数の食事会は行われているので
数回繰り返しているうちに動悸は起こらなくなってくるかもしれません。
怖いという感情を乗り越えて少しずついい方向に変化が起きてくればいいなと思います。
人間付き合いは広くなくてもいいと思っていますが、
その中でも本当だったら普通に話したいと思える人とは少しずつ会えるようになっていけばいいなと思います。
あくまで、これは自分が感じだ事なので
不妊治療をした人が全員こう感じるということではありません。
ただ、私は続けてきた不妊治療中
一番辛かったのは、そうだよねと分かり合える人がいなかったこと。
話せる人がいなかったことでした。
なので、ここに記録として残したいと思います。
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